お口の健康は正しい食事から始まります。
こんなことにお困りではありませんか?
以下のような症状がある場合はご相談ください。
当院では、摂食嚥下機能の低下によってお食事に不安のある方や、現在経管栄養を行って
いるが少しでも口から食べたいとご希望の方などを対象に、摂食指導を行っています。
日常の食事や栄養の摂り方などについて改善のための指導をします。
食べることで、どんな些細な事でも困っている事について、ご家族や施設の皆さん等 と話し合いながら必要な場合には他の機関と連携しながら相談に対応します。
食べる機能(摂食嚥下機能)の診断をします。
食べ方・飲み方が上手くできない機能状態について舌、あご、口唇、喉頭など個々の 器官の動きやそれらの協調した動きについて姿勢を変えるなどして診断を行います。
食べる機能(摂食嚥下機能)の診断に基づいて以下のようなリハビリテーションプログラム(訓練指導)を立てます。
・食べる機能に必要な筋肉に対して筋訓練
・飲み込む反射を促す刺激訓練やムセ、誤嚥(誤嚥)を防ぐ食事姿勢などの訓練指導
・患者さんの食べ方、介助者の患者さんへの介助法の指導
・食べる機能状態の適した食事の調理形態やトロミ使用による再調理の指導
赤ちゃん、お子さん、就学期の児童生徒、大人の方、高齢の方、年齢は問いません。
・チューブ(経管)や胃ろうから栄養・水分を摂っている方。
・生まれつきの病気(脳性麻痺、ダウン症など)で食べることが困難な方。
・脳卒中、パーキンソン病、認知症などで食べることが困難なかた。
・食べるとむせることが多い方。
・よく噛まない、丸のみしている、食べるのが遅い、などの食べ方に問題がある方。
離乳食の食べさせ方、離乳食の食形態、使うスプーン、フォーク、お箸の形や使用時期、極端な偏食などで迷っている乳幼児の保護者の皆さん
原因となる病気がある場合は保険診療です。
専用駐車場から入り口、診療室内、トイレ、すべてバリアフリーです。
車椅子などでの摂食外来の受診は勿論可能です。
実際に食べる様子を見せていただき、飲み込む機能のどこの部分が困難になっているのかを診断します。
そして今できることを伸ばし、さらに食べ物を用いない間接訓練や食事環境の整備などを進めていきます。
食事介助は楽しく食べてもらうことを第一に
食事介助の際は食事を楽しいと思ってもらえるように環境を整える必要があります。
まず、美味しそうな匂いや出来立てのご飯の様子で患者様の五感に訴えます。スプーンでの介助の際は、一度舌の中心に置きます。そして口を閉じてもらい、スプーンのくぼみを上口唇で捕まえるように引き抜きます。詳しい食事介助は当院にて行いますので、一度ご相談にお越しください。